新人ナース一Q&A


Q1
先輩から叱られることが多く、苦手な患者さんも多く、私はナースに向いていないと思うのですが、このまま仕事を続けていいのでしょうか?


A)「自分は看護師に向いていないのでは」と悩む新人ナースは少なくありません。学生時代は、自分が勉強すれさえすればよかったのですが、就職してからはいろいろな人と協働していかなければなりません。

そこには、先輩との人間関係に悩んだり、予期せぬ患者さんの態度に困惑したり、新しい知識やスキルを身につけることが難しかったりとか、様々な理由で自信を無くすナースは多いようです。

ここで、考えてほしいことは、「だれでも最初から向いている人はいない。」ということです。患者さんへの対応も最初は予期せぬ反応や言葉が反ってきて傷つくこともあるでしょう。しかし、やがて「こうすれば患者さんには不快感を与えずにすむのか。」とか、「このタイプの患者さんにはこう接すればいいんだ。」ということがわかってくるものです。

これは、ベテラン看護師が話していたことですが、「3年辛抱できれば、道は開けてくる。」という言葉があるそうです。また、これを「3・3・3の法則」と呼ぶそうで、まずは3週間がんばってみる。それができたら、次は3か月がんばってみるのです。

そうすると、少しは慣れてきている自分に気付くはずです。そこで次は1年間というように、時間を区切ってがんばってみるのです。そして3年間続けられれば、今まで見えなかったもの、わからなかったものがわかるようになって、仕事がスムースに運べるようになり、やりがいも見出せるようになるでしょう。

ベテランの先輩や看護師長でも、だれでも最初は思うようにできずに悩んだものです。
ここで、看護師という仕事は人から感謝される価値ある仕事だということに気付いてください。こころを込めた看護は、必ず患者さんに伝わるものです。

自分は向いていないから仕事を辞めたい。とばかり考えずに、この仕事で充実している面や喜びを感ずる面にも目を向けてほしいものです。

ただし、仕事自体が自分に合わないというより、現在の職場環境がどうしても合わないと感ずる場合は、辞めてしまう前に看護師長などに相談してもいいかもしれません。

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