新人ナース一Q&A


Q8キャリアアップしたいと思うのですが、どのようなコースや仕事がありますか。


A)キャリアアップの方法の一つとして看護師長や看護部長などの管理職を目指すというコースがあります。

ただし、看護師長になる場合、いきなり看護師から抜擢されるということはなく、看護師長になる前には、看護主任となる必要があります。次のステップの看護師長を目指すためには、昇格試験を受ける必要がある病院もあります。

看護師長に求められるスキルとは、現場の看護師とコミュニケーションをとって、アドバイスを与えることで意欲を高め、目標を達成させること、若手看護師を育成すること、院長や看護部長などとのパイプ役になることなどが挙げられ、コミュニケーション能力は特に要求される能力と言えるでしょう。

この看護師長は責任も重く、負担も大きいことから給与の面でも待遇されています。

この中には日本看護協会が認定する「認定看護管理者」という資格に挑戦する人もいます。

この「認定看護管者」になるためには、看護師の勤務経験が5年以上あり、日本看護協会が定める510時間以上の認定看護管理者教育を修めるか、または、大学で修士課程を修了した後に、日本看護協会の認定審査(書類審査・筆記試験)に合格する必要があります。

一方で、「認定看護師」「専門看護師」などのスペシャリストになる方法もあります。これらの資格を取得することによって手当がつく病院も多く、給与アップも期待できます。

「認定看護師」は看護師として勤務経験が5年以上ある者が、特定の看護分野(救急看護、認知症看護、感染管理、緩和ケア、訪問看護、等)において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践ができることが要求されます。

勤務経験の5年のうち、3年以上は取得を希望する認定看護分野で経験を積む必要があり その後、認定看護師教育機関で6カ月、615時間以上の教育課程を終了した後で審査に合格しなければなりません。

一方の「専門看護師」は複雑で解決困難な看護(がん看護、精神看護、地域看護、在宅看護、感染症看護、急性・重症者看護等)が必要な患者、家族および集団に対して、水準の高い看護ケアをを提供するため、特定の専門看護分野の知識および技術を深めた者へ与えられます。

この資格は、まず、看護系大学院修士課程の修了者で、所定の単位を取得していることと、看護師勤務経験が5年以上あり、その中で3年以上は特定の分野での勤務が必要となります。
そして、日本看護協会の書類及び、筆記試験に合格した者に対して与えられます。
これらの試験はいずれも5年ごとに書類審査によって更新される必要があります。

また、現在では社会の少子超高齢化に伴い、ナースが働く職場も多様化しています。病院内でのキャリア形成だけに限らず、訪問看護ステーションや福祉・介護施設に転職したり、キャリアを活かして自ら起業する人もいます。

Q&Aページに戻る