慢性疲労は医師では治せない。治すのはあなたです!


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林 こうじ 監修   
疲労回復インストラクター・食育健康アドバイザー・管理健康栄養インストラクター
 

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慢性疲労とは何か




慢性疲労で悩む人は全国で約3000万!

あなたは、今、慢性的な疲れで悩んでいますか?

現在日本人の3人に1人が慢性疲労を訴えているといいます。

平成11年における厚生省の調査では、日本で疲労を感じている人の割合は就労人口の約60%の4,720 万人で、その半数の2,960万人が半年以上続く慢性的な疲れ(6ヶ月以上)に悩んでいることが示されています。すなわち、約3000万近くの人が半年以上続く疲れを感じていると言えるのです。

この慢性疲労の実態がやっとわかり始めたのは1999年のことです。

1999年当時、厚生省疲労研究班が、ある地域の住民4,000名を対象に実態調査した結果約6割が慢性的な疲れを感じ、その半数近くで作業能力が低下していると感じていることが判明したのです。

そこで翌年、同一地域の医療機関受診者2,180人を対象に再調査したところ、半年以上続く慢性的な疲れが45%に認められ、その半数以上が労働・作業に支障をきたしていたことがわかりました。

しかし医師が原因となる病名を特定できていたのは約4割に過ぎず、多くは原因不明か、単なる過労として診断されていました。

さらに日常の生活にも大きな困難さをともなう重い症状の慢性疲労症候群(CFS)に至っては調査対象の0.3%に存在していることが明らかになったのです。

現在では、この慢性疲労症候群(CFS)の患者数は日本全国で30万人はいると推定されています。

このサイトを閲覧された読者の方も慢性的な疲れで悩んでいらしゃるのではないでしょうか?

「朝起きたとき、体がだるくてなかなか起きられない。」「夕方になると疲れがたまってどうしようもない。」「体が重くて、仕事に身が入らない。」

こんな、悩みはだれでも経験しているとは思いますし、働き過ぎればだれでもそうなります。ただ、それが一過性のものなら特に心配はないのですが、問題なのは休んでも倦怠感が抜けず、長期にわたることです。

倦怠感が長期にわたりとれない慢性疲労の定義とは、「6ヵ月以上疲労が続き、一晩寝ても疲れがとれない。」状態を言います。

疲れは体が、そして脳が休めというサインを出しているということであり、たとえば半年以上も疲れがとれないとすればそこに何らかの異常な原因があるはずです。




慢性疲労は生活習慣が原因!


食事や睡眠、入浴やサプリの工夫で回復
実はこの私も2年ほど前に慢性疲労で悩んでいた時期があったのです。

私の場合、何か特別なきかっけがあったわけではありません。ただ、ある日なんとなく体がだるいなと感じ、その倦怠感が1年近くも続いたのです。

大きな総合病院をいくつかまわり、血液検査や尿検査をおこないましたが、どこも異常なし、それどころか最後には「精神科を受診してみては」と勧められる始末です。

私はうつなどの精神病ではないとはっきり自覚していましたし、当時、特に大きなストレスがあるわけでもなかったことから「この疲れは普通の病院では治せない。」ということがやっと理解できました。

それはそうです。疲労は病気ではないのですから。

医師も疲労の治し方を医学部で勉強してはきませんし、それにそのメカニズムがわかってきたのはごく最近のことなのです。

私はネットや書籍などで疲労について調査・研究をしました。

そして、そのメカニズムがまだよく解明されていないことを知りました。

そこで、さらなる調査と研究をおこないました。その結果、私の場合、睡眠や食事など毎日の生活習慣にその原因があったということがわかったのです。

そこで、自分で食事や睡眠法の改善、入浴の工夫やサプリメントの摂取などに取り組んだところ、疲れが回復し、元気を取り戻すことができたのです。

さらに、この成果をほかの人にも実感してもらいたいと考え、疲労に悩んでいる方々にこれらの方法を勧めたところ、「疲れがとれた。」「改善された。」という声を多くいただき、さらに多くの人に知ってもらいたいと考えるようになりました。

私は自分の体験から、疲れが長い間とれないということは、いかに精神的にマイナスの影響を与えるかということが痛いほどわかりました。

毎日の勤労意欲が落ち、仕事効率が低下するだけでなく、自分の将来に対して悲観的なイメージしか持てなくなってしまいます。倦怠感が長期間とれないということがこれほどつらいとは思いませんでした。

ましてや私より重度の慢性疲労に悩む方の心労はどれほどのものでしょうか?

このサイトは私の個人的な体験をもとにしたものではありますが、このサイトで紹介されている回復法を実践されることで多くの方が疲れから解放されることを願ってやみません。

皆さんはこのサイトを通して、日頃の食事や睡眠などの生活習慣をもう一度見直して改善していただきたいと思います。

このサイトでは疲労回復のための、様々な方法、すなわち、食事、睡眠、サプリメント、ストレッチやストレスに対抗できる方法などを紹介しています。

「このサイトを通して、少しでも多くの方が慢性疲労から解放され、元気になってもらいたい。そして、自分の将来に夢を描ける人が増え、日本全国に元気を取り戻したい。」それが私の願いなのです。

また単に個人的な体験談で終わらせたくないので、どうして改善させることができたのか、研究論文も参考にしたうえで、科学的根拠もできるだけ述べることにしました。




疲労とは何だろう?


 
医学分野で遅れていた疲労の解明
すでに述べたように、これまで多くの人が疲労に悩んでいたにも関わらず、その研究は遅れていました。

最近になり、そのメカニズムはかなり解明されたとはいえ、まだまだ不明の部分も多いと言えます。

解明が遅れた理由として、原因が、病気やウィルス、ストレス、労働、食事、メンタリティーなど一つではなく、いくつもの複合的要素があり、そのメカニズムもそれぞれ異なり複雑であるということ。

また、疲れは主観的要素が強く、そのレベルを客観的に表すことが難しいという理由などから、研究しにくかったということもあるでしょう。

さらに病気ではなく、休息すればいずれ治るという考え方が基本的にあったからかもしれません。

ただ、私の場合もそうでしたが、病気でもなく原因が不明で、いくら休息しても治らない慢性疲労が存在することは事実なのです。


米国で世界で初めて認知された慢性疲労症候群

これは1984年の米国での話です。

米国ネバダ州インクラインという人口約2万人の村で、原因不明の疲労患者の集団発生が報告され、その数は200名にもおよんだのです。

当時米国ではEBウイルス(ヘルペスウイルス)感染症が微熱や倦怠感を引き起こすことが話題となっていたため、米国疾病対策センター(CDC)が感染症の可能性を考え、EBウイルスをはじめ、さまざまな病原体についての調査を行ったのですが、ついに病原体を発見することはできませんでした。

そこで、この病因・病態の解明を行うために、今後研究を行う対象症例を明確にするためこの原因不明の症状の基準を設定したのですが、これが後に世界中で認知されるようになった慢性疲労症候群(chronic fatigue syndrome: CFS)の診断基準です。

このことがきっかけとなり、慢性疲労症候群という病気がようやく認知されるようになったといっていいでしょう。

日本の大学の医学部では、この病気を学習していない医師も多く、一般の病院ではなかなか診断してもらえず、うつ病と診断されてしまうことも多いようです。

ただし、原因が不明で、極度の倦怠感などを示す慢性疲労症候群と、単なる慢性疲労とは異なるものとして区別されています。

その違いは症状の観点から大雑把に言えば、十分な休息をとれば回復するものが慢性疲労で、いくら休息をとっても回復しないだけでなく、日常生活にも支障がでるほどの倦怠感を感じるものが慢性疲労症候群といえるでしょう。

最近の研究によれば、慢性疲労症候群の患者に限っては、体に疲労を誘発する物質が出ていないにも関わらず、疲れを感じていることがわかりました。

つまり、きっかけはいろいろなケースがあるにしても、慢性疲労症候群の患者は体が実際には疲れていないにも関わらず、疲労感がその患者の脳内の神経細胞の異常よるものから来ていることがわかったので、やはり一般的なものとは別のものとされているのです。

この慢性疲労と慢性疲労症候群の二つの言葉は似ているために、区別しにくいこともあって、最近では慢性疲労症候群を筋痛性脳脊髄炎(Myalgic Encephalomyelitis:ME)とも呼ぶようになりました。

ここからは慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)ではなく、一般的な慢性疲労を中心に話を進めていきます。

慢性疲労症候群については別のページで解説していきたいと思います。


ようやく解明されてきた疲労


疲労は活性酸素が根本原因
そもそも疲労とは何でしょうか?

日本疲労学会によれば「疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」と定義されています。

この疲労に関する研究は日本でも、世界でも遅れていたと言わざるを得ませんでしたが、日本ではようやく、1991年に厚生省において「慢性疲労症候群」の研究班が結成され、1999年に文部科学省の研究班がそのあとを継ぎ、「疲労および疲労感の分子・神経メカニズムとその防御に関する研究班」が発足しました。

さらに2003年には、大阪市立大学、大阪市、医薬品と食品メーカー18社、総合医科学研究所が連携するという一大プロジェクト「疲労定量化及び抗疲労食薬開発プロジェクト」(抗疲労プロジェクト)が立ち上げられました。

また、慈恵医科大学では疲労医科学研究センターが設立され、疲れそのものやそれに起因する疾患の、分子機構を解明する研究が進めらました。

これらの研究により、そのメカニズムの解明はようやく進んだと言えるでしょう。それぞれの研究をまとめ、そのメカニズムをおおまかに単純に言うと、以下のようになります。

疲労は、活性酸素により細胞がダメージを受け、それにともなって排出される老廃物を感知して、ある種のタンパク(疲労因子)が細胞から放出され、それを脳が認識することによって起こる。ということです。実際にはもっと複雑な過程がありますが、簡単にまとめるとこのようになります。

では、次のページではその原因について詳しく解説していきたいと思います。
 
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